← ブログ一覧へ
予約システムの費用

LINE公式アカウントの無料200通、予約は月66〜100件ぶん

LINE公式アカウントの無料プランはメッセージ月200通までです。予約のやり取りは1件2通、前日のリマインドを送るなら3通。販促の配信をしなければ月66〜100件が収まります。友だち100人の実店舗が無料のまま運用している実際と、枠が減るもの・減らないものの整理。

LINE公式アカウントは、0円で始められます。ただし無料プランで送れるメッセージは、月200通まで。「すぐ足りなくなって、結局有料になるのでは」と身構えた方に向けて書きます。

先に答えです。予約のやり取りは1件で2通、前日のリマインドを送る設定なら3通。販促の配信をしなければ、月66〜100件の予約が200通に収まります。多くの個人店には、十分な広さです。

なぜそう言えるのかを、通数の数え方と、実店舗の実際の数字で確かめていきます。

200通の数え方——減るもの、減らないもの

LINE公式アカウントの料金プランは3つです。無料のコミュニケーションプラン(月200通)、ライトプラン(月5,000円・税別・5,000通)、スタンダードプラン(月15,000円・税別・30,000通)。

「通」の数え方には決まりがあります。数えられるのは、友だちへの配信と、予約システムなどから自動で送る通知です。送った回数×送った人数で数えます。1人に送れば1通、100人に一斉配信すれば100通です。

そして、数えられないものがあります。

枠が減るもの枠が減らないもの
一斉配信(販促・お知らせ)お客さまとの1対1のチャット
予約システムの自動通知(入れている場合)自動応答メッセージ
リマインド通知友だち追加時のあいさつ

お客さまとのやり取りは、いくら重ねても枠が減りません。「今日入れますか?」「カウンターなら大丈夫です」のような会話は、全部ノーカウントです。

予約1件の基本の通知は、2通です

LINE公式アカウントを作るだけなら、自動で送られるものはありません。枠を使い始めるのは、予約の通知や配信をLINEに乗せたときです。当社のLINE予約の場合、予約1件で送る自動通知は2通。お客さまが申し込むと、店主のLINEに知らせが1通。店主が承認すると、お客さまに確定の連絡が1通。

予約1件の基本の通知は2通という図。お客さまの申込で店主へ知らせが1通、店主の承認でお客さまへ確定の連絡が1通。前日のリマインドを送る設定ならもう1通
基本の通知は、行き1通と帰り1通。リマインドを送る設定なら、前日にもう1通増えます。チャットは何往復してもノーカウントです。
承認後にお客さまへ届くLINEの確定通知。予約が完了しました、予約内容と、当日はお気をつけてお越しくださいませ、の一言が届いている
承認で届く確定の連絡。この1通と、店主への知らせ1通で、予約1件ぶんです。

前日のリマインドを送る設定にすると、ここにもう1通増えて3通になります。月200通を割ると、リマインドなしで100件、ありで66件。販促の配信をしなければ、この件数までは無料プランのまま受けられます。

お断りになった申込も、知らせと返事で合計2通。承認したあとにキャンセルの連絡を送ると、そこで1通増えます。

ほかの予約システムでも、LINEに通知を送る仕組みなら考え方は同じです。導入前に「予約1件で何通使うか」を聞いておくと、この計算が自分の店でもできます。

実店舗の実際——友だち100人・月30件で、無料のまま

新潟の実店舗(導入の経緯を別の記事で公開しているお店です)の現在地は、友だち100人・予約は月30件ほど。自動通知で使うのは月60通前後で、枠の3分の1にも届きません。

細かい相談はチャットで受けています。「5名になっちゃったんだけど」「大丈夫です、カウンター空けておきます」——この往復は何往復しても0通です。だからLINE公式アカウントの利用料は、いまも0円のままです。

このお店の導入の一部始終は、実画面つきで公開しています。導入の実例を読む →

枠を食うのは、販促の配信です

計算が変わるのは、一斉配信を始めたときです。友だち100人に1回配信すると、それだけで100通。予約50件ぶんの枠が消えます。月2回配信すれば、無料枠はもうありません。友だちがまだ数十人のうちは、月1〜2回の配信も枠に収まります。枠が気になり始めるのは、友だちが増えてからです。

月200通の使いくらべ。予約の基本通知だけなら100件ぶん(リマインドを送るなら66件ぶん)、友だち100人への配信だけなら2回ぶんで、配信1回は予約50件ぶんにあたる
同じ200通でも、使い道でこれだけ違います(リマインドなし・友だち100人のお店の場合)。

だから順番はこうです。予約の受け皿として使うなら無料プランで足りる。販促の配信を本気でやりたくなったら、そのとき有料プランを考える。

配信に価値がないという話ではありません。お知らせやクーポンで再来店を作るのは、LINE公式アカウントの本領です。ライトプラン(月5,000円・税別)なら5,000通——友だち100人の店なら、月50回配信できる計算になります。

足りなくなる日は、嬉しい悲鳴です

配信をしなくても無料枠が埋まるのは、リマインドなしなら月100件、ありなら月66件を超えたときです。それは友だちが増え、予約が増えたということで、月5,000円(税別)を払う頃には、その何倍もの売上が動いています。

先に払って備える必要はありません。0円で始めて、足りなくなったら上げる。この順番で損はしません。

向かない使い方もあります

毎週、友だち全員にお知らせを送りたいお店には、無料プランは向きません。友だち100人×週1回なら月400〜500通(平均すると約433通)です。配信が主目的なら、最初からライトプラン前提で計算してください。

それから、200通の枠も各プランの単価も、LINEヤフーの告知で変わる可能性があります。数字は始める前に公式ページで確かめてください。

まとめ

  • 無料プランは月200通。数えられるのは店側から送る通知と配信だけです
  • チャット・自動応答・あいさつは何通でもノーカウントです
  • 予約1件で使うのは2通、リマインドを送るなら3通。配信をしなければ月66〜100件が収まります
  • 実店舗は友だち100人・月30件で、利用料0円のまま回っています
  • 配信を本気でやる日が来たら、そのとき有料プランを考えれば間に合います

0円で始めない理由は、たぶんもうありません。

出典